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陸・海自衛隊、水陸機動団演習で連携強化
水陸機動団参加でAAV-7など使用、「ひゅうが」も参加
陸上自衛隊および海上自衛隊は5月8〜24日、九州西方海域、鹿児島県種子島とその周辺海域で、水陸両用作戦での陸・海自衛隊連携向上を図る「水陸機動団演習」実施する。
同訓練に参加する部隊は、今年3月に新編された陸自の水陸機動団のほか、第1ヘリコプター団、西方航空隊など約450名で、海自からは護衛艦「ひゅうが」、輸送艦「しもきた」(LCAC・2隻含む)が参加する。訓練部隊の指揮官は、陸自が水陸機動団長の青木伸一陸将補で、海自が掃海隊群司令の白根勉海将補。使用する装備品は、120mm迫撃砲、中距離多目的誘導弾、水陸両用車(AAV-7)、CH-47輸送ヘリコプターなど。即応機動する海上・陸上防衛力の実効性を向上し、陸・海協同での作戦能力の維持・向上を図る。
※写真=訓練で使用する水陸両用車AAV-7(提供:陸上自衛隊)