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2019.05.16

ウイングトラベル

阪急交通社、クルーズ取扱高20年度に4割増へ

営業力を一層強化、取扱い人員5万人目指す

 阪急交通社は5月15日、クルーズ旅行の専門受付カウンター「阪急クルーズサロン」を東京・新橋に開業し、同日開所式を実施した。開所式には同社の松田誠司社長、酒井淳専務執行役員に加え来賓として横浜市の中野裕也港湾局長なども駆けつけた。開所式後にメディア関係者との取材に応じた松田社長は「今回のクルーズサロン開設を機に、全国の支社との連携を強化し、クルーズ商品の販売力を一層強化していく」考えを示した。
 クルーズサロンについても今後、名古屋や福岡での開設も検討していくなど、同社が取り扱うクルーズ商品の認知度拡大を目指す。さらに、フライ&クルーズ商品については、早期予約の取り込みを図るため、商品の販売開始時期を早めていくほか、商品ラインアップの拡充にも取り組んでいく。そうした活動を通じて、クルーズ商品の取扱額で現状の40%増の140億円、取り扱い人員も4割増の5万人の獲得を目指す。

 

 2拠点目の「阪急クルーズサロン」を東京・新橋に開業
 VRやAI活用の接客導入、名古屋・福岡の展開も検討
 全国でクルーズ商品を提案できる体制を構築
 クルーズ商品販売のプロ集団育成目指す
 フライ&クルーズ商品の早期予約獲得に注力
 航空会社などと連携図り、商品投入時期早期化へ

※写真=5月15日に行った開所式でテープカットを行った関係者。写真左から横浜市港湾局の中野裕也局長、阪急交通社の松田誠司社長、酒井淳専務執行役員

 

※写真=東京・新橋に開設した「阪急クルーズサロン」VRやAIを活用した接客を行う