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JALのA350XWBが初飛行に成功
挑戦の”レッド”が大空へ、納入前最終段階に
エアバスは5月17日、日本航空(JAL)のA350XWB初号機(A350-900)が、エアバスの本拠地である仏トゥールーズで初飛行を実施したことを発表した。挑戦の”レッド”をテーマとした初号機は、JALへの納入に向けて、いよいよ最終段階へと入った。
エアバスによれば初号機は生産工程の最終段階に入ったとのことで、今後は更なる地上試験および飛行試験を実施して、今年半ばにはJALへと引き渡す。JALは初号機を今年9月1日から羽田-福岡線へと投入する計画で、その後、順次、投入路線を拡大していく。
なお、JALではA350XWBについて、1号機から3号機までを特別塗装機とすることを決定。前述したように1号機は挑戦をテーマにした”レッド”の塗装で、2号機は革新の”シルバー”、そして3号機はエコをテーマにした”グリーン”とする。JALはA350-900型を18機、A350-1000型を13機の計31機を発注済みだ。
※写真=トゥールーズで初飛行に成功したJALのA350-900初号機(提供:エアバス)