ANAHD、大分県とアバター活用で実証実験実施へ

一般家庭等の用途探るべく、県民モニタ-募集

　ANAホールディングス（ANAHD）と大分県は5月17日、NTTドコモの協力を得て、アバター技術の一般家庭等における新たな用途を探るための実証実験と、そのための県民モニタ-募集を行うと発表した。
　今回の実証実験には遠隔操作による移動やコミュニケーションに特化したアバター「Beam」を使用。7月の1ヵ月間、実際に家庭等でアバターを利用して、高齢者と遠方に住んでいる家族とのコミュニケーション等の一般家庭等における新たな用途を探るのが目的となっている。
　また、県民モニタ-の応募には、アバターの設置場所が大分県内であることや、稼働に必要な通信環境があること、インターネット接続可能なパソコンを保有していること等が条件となっている。モニタ-募集は5月17日から6月7日までで、応募順に大分県が通信環境や参加条件確認を行ってモニタ-を決定するとのこと。