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ANA、A380型機「FLYING HONU」でヒアラブル端末導入
客室乗務員同士のコミュニケーション円滑化図る
全日本空輸(ANA)とBONX社、リコー、富士通の4社は5月23日、成田-ホノルル線に5月24日から就航するA380型機「FLYING HONU」にヒアラブル端末を導入すると発表した。導入するのは、BONX社の開発したヒアラブル端末「BONX Grip」で、リコーがビジネス向けに展開を進めている製品。機内で同製品を利用するためのWi-Fi環境を富士通が構築したとのこと。
今回のヒアラブル端末の導入は、A380型機の機内において、客室乗務員同士のコミュニケーションを従来のインターフォンによるものから改善するのが目的。ヒアラブル端末の導入により、機内のどこにいても場所を限定せず、複数の客室乗務員同士のコミュニケーションが可能となるとのこと。
ANAは、ヒアラブル端末の導入によりサービス品質の向上と働きやすい環境を整えられるとし、今後はA380型機岳でなく、他の機材への導入や地上で働く空港係員等への導入も検討していくとしている。
※写真=ANAはA380型機の客室乗務員同士のコミュニケーションにヒアラブル端末を導入する(提供:ANA)
※写真=今回導入するBONX社の開発したヒアラブル端末「BONX Grip」(提供:ANA)