WING
JAL、ハワイ線需要喚起へホームアウェイと提携
レンタル物件JALサイトから予約可能に
日本航空(JAL)は5月23日、エクスペディアグループのホームアウェイとの戦略的パートナーシップを開始したとして、ハワイ市場送客への共同施策を発表した。その中で同社旅客販売総括本部Web販売部長の下瀬浩史氏は、ハワイ線の供給が増えている中で、日本からハワイへの入国者が150万人前後で推移していて、需要が「踊り場に来ているようだ」と見解を述べた。その上で、需要を今後も健全に伸ばしていくことが大事であり「需要を新たに喚起する必要がある」と述べて、ハワイ線の需要喚起に意欲を見せた。
この度のパートナーシップは、ホームアウェイが扱う世界中の約200万件のバケーションレンタル物件をJALのウェブサイトをつうじて予約できるというもの。バケーションレンタルとは、家などの物件そのものを旅行者へ貸し出すサービス。家族や仲間とともにサービスを利用することで、ホテル滞在よりも割安になったり、旅のスタイルに合わせて自由に物件を利用できたりと、旅行の新しいかたちを提案する。JALのウェブサイトで物件を予約すると、200円につき1マイルを還元する。さらにハワイに特化した取組みとしては、ハワイの物件を予約した人、先着1000名に3000マイルを贈呈するキャンペーンを実施する。
ハワイ線は65周年「JALのアイデンティティ」
まずはハワイ送客に注力、過ごし方を提案
ハワイアンは重要なパートナー、連携強化も
※キャンペーンサイトURL
https://www.jal.co.jp/inter/option/hotel/homeaway/
※写真1=提携を発表するJALの下瀬浩史部長とホームアウェイの木村奈津子日本支社長
※ホームアウェイのレンタル物件
※写真2=下瀬部長はハワイ線の強化を進めるという