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ジャムコ、営業利益が2倍超の44億6600万円
5%減収も利益大幅改善、スペアパーツ販売好調
ジャムコが発表した2018年3月期決算によると、売上高は4.9%減少した777億9100万円と減収となったものの、各利益段階では、営業利益が約109.5%増と、二倍以上改善した44億6600万円を確保。経常利益も172.5%増加した35億400万円、当期純利益は65.8%増えた16億8100万円となった。ジャムコは減収の理由について、ボーイングが開発中の777X型機への移行の端境期を迎えた現行の777型機向けギャレー及びラバトリーの出荷減少の影響が大きく、売上高は前期に対して減少したと説明。一方、大幅に伸ばすことに成功した利益に関しては、採算性の良いスペアパーツ販売や顧客仕様変更に伴う追加売上などが増加したことから、利益は前期に対して増加したという。