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2018.05.10

WING

IHI決算、航空・宇宙・防衛は減収増益

売上高4637億円、営業利益は601億

 IHIが5月9日に発表した2017年度連結決算において、航空・宇宙・防衛セグメントの業績は売上高では民間向け航空エンジンの減収で対前年度82億円減の4637億円に止まったが、営業利益はスペアパーツの増加、工事採算の改善131億円などが奏功し、対前年度70億円増の601億円となった。受注高は防衛省向けで減少したが、民間航空エンジンの増加で対前年度123億円増の4638億円となっている。
 一方、航空・宇宙・防衛セグメントの2018年度業績予想は、売上高はPW1100Gエンジンなどの増加で対前年度363億円増の5000億円を見込むが、営業利益は民間エンジンスペアパーツの採算改善はあるが、PW1100Gの増産や為替の影響による減益要因が強く同161億円減の363億円と見込む。受注高については同262億円増の4900億円と見込んでいる。