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2019.05.30

ウイングトラベル

ANA平子社長、ハワイ線好調も工夫が必要

11月頃目途にミュージック・ウィーク開催

 ANAの平子社長は5月29日の会見で、A380型機を投入した成田−ホノルル線について、「前年比1.5倍の提供座席数に対して、現在1.5倍の予約を得ている」と、A380によるハワイ戦略が好調に推移していることに言及。「私たちが提供する新しいハワイの楽しみ方を多くの方が期待されていることを実感し、大変うれしく思う。この傾向が一過性にならないように、お客様に新たな体験を提供することができるよう、これからもANAらしい工夫を重ねていきたい」と心境を語った。
 その「工夫」の一つが、ハワイのオフピークとなるシーズンに「ミュージック・ウィーク」を開催することで、平子社長は「(A380投入は)ハワイ州自体で2億8500万ドルの経済効果あるといって頂いている」ことを明かしつつ、「11月頃を目途にミュージック・ウィークということで、様々なジャンルのアーティストを集めて一週間ほどの期間開催する」とし、「やはりホノルル市民との融合性を図っていきたい」と、ハワイを訪れる人々のみならず、地元ホノルルの住民と盛り上がることのできるイベントにしていく考えを示した。

 

※写真=ANA平子社長