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2019.05.31

WING

成田で新たに3つのコミュニケーションツール

パンフや冊子など外国人・障がい者に対応

 成田空港で5月30日から、新たに3つのコミュニケーションツールを導入する。1つはパンフレット型の「問い合わせシート」、2つ目が据え置き型の「保安検査場コミュニケーション支援ボード」で、3つ目がA5サイズ冊子の「なりたくうこうからりょこうへいこう!」。それらのツールは、成田国際空港会社(NAA)によるユニバーサルデザイン向上施策の一環として導入するもので、障がい者や外国人、子どもなどの利用を想定する。
 問い合わせシートは、案内カウンターや成田空港WEBサイトから取得できるパンフレットで、A4の3つ折サイズとなっている。空港内や交通の案内のため、ピクトグラムを用いた指差し、筆談にも対応したメモのスペースを設けて、コミュニケーションを図るものとなっている。これは意思疎通が困難な外国人や障がい者だけでなく、全空港利用者が利用することができる。対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語となっている。

 

※図=成田空港で新たに使用する3つのコミュニケーションツール(提供:NAA)