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2019.05.31

WING

成田4月、外国人旅客が75ヵ月連続増で単月最高に

国際・国内線旅客4月最高、韓国・欧州線で新規増便

 成田国際空港会社(NAA)がまとめた4月の空港運用状況によると、成田空港の国際線外国人旅客数が開港以来最高の175万1849人になったことが分かった。前年同月よりも3%増加して、2013年2月以来75ヵ月連続増加となった。さらに国際線全体の旅客数のほか、国内線旅客数、総旅客数、国際線発着数、総発着数で、4月としての最高値を更新した。
 成田空港の4月の旅客数は、国際線で前年同月比3%増の298万9337人となって、4月最高の数字となった。韓国・欧州線の新規・増便などによって数を伸ばした。前述のとおり、そのうちの外国人旅客数が3%増の175万1849人と過去最高になったこと、さらには日本人旅客も8%増の101万6270人と数を伸ばしたことが奏効。一方で、通過客が11%減の22万1218人と減少要因を含んだが、国際線旅客として堅調に推移した。国内線旅客では2%増の58万6363人となって、こちらも4月最高値だった。関西・那覇・函館が運休も、石垣・長崎・高知・下地島線の新規就航によって数を伸ばした。そのため、総旅客数としては3%増の357万5700人で、4月最高の数字となった。