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2019.06.11

WING

日米、4件の共同使用・施設提供で合意

 日米合同委員会は6月7日、施設提供や共同使用など4件の合意に至ったことを発表した。
 青森県むつ市沖では、日米共同訓練のため、海上自衛隊が設定する「むつ湾掃海訓練海面」を共同使用する。共同使用期間は7月18日から30日。陸奥湾内約80キロ平方メートルの海域・空域が対象となる。
 朝霞駐屯地では、陸上自衛隊が施設整備を行うため、対象の一部土地を日本側へ返還して、日本側から代替施設を提供する。返還・提供とも土地は約800平方メートルとなっている。
 岩国飛行場では、工作物の共同使用で合意した。日本側は同飛行場の米軍によるクロコケグモの駆除活動を支援するため、囲障の共同使用を行う。
 長崎県の赤崎貯油所では、すでに日米間で整備が決定していた駐車場整備が完了したため、これを日本側から米側へ提供した。

 

※図1=むつ湾での共同使用海域・空域(左)と、朝霞駐屯地で返還・提供する土地(右)(提供:防衛省)

※図2=岩国飛行場では囲障の使用で合意(左)、赤崎貯油所で整備した駐車場は米側へ提供(右)(提供:防衛省)