KNT-CTグループ4月実績、5.3％増と好調

海外旅行が15.2％増、国内も0.3％減を確保

　KNT-CTホールディングスグループ14社の4月の旅行取扱状況によると、総取扱額は前年同月比5.3％増の380億1200万円と好調だった。内訳は、海外旅行が15.2％増の112億3300万円と2桁増を記録、国内旅行は0.3％減の233億2500万円とほぼ前年並みを確保した。外国人旅行は18.3％増の24億8700万円と好調だった。
　海外旅行では、学生団体が32.6％減と減年割れしたが、一般団体は21.4％増と伸び、団体旅行合計は10.1％増と好調だった。企画旅行は2.8％増、個人旅行は36.6％増だった。
　このうち、海外の学生団体では、修学旅行外でアメリカやヨーロッパ方面などの研修旅行の取扱人数が減少し、取扱単価も減ったことで32.6％減。一方、一般団体は見本市などへの参加や視察、企業系コンベンションの取扱人数が増加したことから、21.4％増と好調だった。