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山崎統幕長、中国公船の活動「真剣に受け止め」
尖閣周辺接続水域で63日連続、これまでにないこと
統合幕僚監部の山崎幸二陸将は6月13日の会見で、中国公船による尖閣諸島周辺の接続水域の活動が63日連続となったことに「これまでにないことであり、深刻に受け止めている」と見解を述べた。近年、東シナ海など南西方面の海域で、中国の艦艇および公船の活動が活発化している。さらに航空機の飛来も頻繁に確認されている。自衛隊として、南西方面での中国の活動に警戒感を強める構えを示した。
尖閣諸島周辺で活動する中国公船には、機関銃と見られる武装も確認されているところ。山崎統幕長は、「日本の領土・領海・領空を断固として守るという強い信念とともに、万全な警戒監視体制を取っていきたい」と強調。海上保安庁をはじめとした関係省庁との連携を強めて対応する考えを述べた。
また今月11日には、沖縄本島と宮古島間を中国空母「遼寧」含む合計6隻が通過した。こうした中国海軍の動きに山崎統幕長は「日本周辺での中国艦艇の動きについては、重大な関心を持って、しっかりと警戒監視体制を取っていくべき」だと強調した。
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