ホンダジェットエリートがパリショーに飛来

2年連続世界トップの納入数、更なる上昇気流に

　ホンダエアクラフトカンパニーは6月17日（仏現地時間）から開催するパリエアショーに、ホンダジェットエリートを出展する。すでに会場に飛来して地上に展示中だ。
　パリエアショーに今回展示した「ホンダジェットエリート」は、2018年5月末に発表した機体で、航続距離を「ホンダジェット」に比べて約17％拡大した1437海里（2661キロメートル）に延長した機体だ。さらに、エンジン騒音を低減して客室内の騒音を低減したほか、アビオニクスを進化させたことで離着陸性能を向上することなど、その機能を向上させた。加えて、燃費消費などを最適化した飛行計画を自動作成することが可能な機能や機体重量などに基づき必要な滑走路長なども自動で計算することができる。そのほかにもパイロットワークロードを軽減することができる様々なオプションを有していることなどが特徴だ。

※写真＝最新型のホンダジェットエリート。航続距離を延長、いろいろな自動化でパイロットを助けるアビオニクスの改良も