エンブラエルは新プロフィットハンター塗装

パリショーにE195-E2は初飛来!

　そうしたなかリージョナルジェットのマーケットリーダーに君臨している三菱航空機最大かつ唯一のライバルであるエンブラエルは、新しい「プロフィットハンター」塗装のE195-E2をパリエアショー投入した。
　エンブラエルが従来からE2をアピールする際に用いるキーワードが「プロフィットハンター」。自然界の食物連鎖の頂点に君臨するサメ、ワシといった自然界のハンターたちを機体にリアルな塗装で描くことで、こうした自然界の王者たちのようにE2も航空業界において「利益（プロフィット）」を狩っていくことを強調する。
　エンブラエルがパリエアショーE195-E2を持ち込んだことは初めてのこと。注目の塗装については、今年はリアルな動物ではなく、デジタル化されたライオンが描かれている。これまでの自然界の王者をリアルに描いたものとは一線を画す塗装ではあるが、相変わらず「プロフィットハンター」であることを強調する塗装となっている。

※写真＝エンブラエルE195-E2の機首。プロフィットハンターを象徴するライオンのデジタル線画が描かれている