ウイングトラベル
NSK、情報漏洩対策をテーマにセミナー
社内/社外への対策が必要、発生時の対応も
旅行会社向けのソリューションを提供する日本システム開発(NSK)は、毎年恒例の旅行業セミナーを東京と大阪、名古屋で開催した。「いま求められる情報漏洩対策 〜内部からの情報漏洩と外部攻撃の2軸対策法〜」をテーマに、情報漏洩やセキリュティ対策について、SKY株式会社が提供する企業向けIT運用管理ソリューション「SKYSEA Client View」の実例を交えながら説明。内部からの情報漏洩、また外部からのサイバー攻撃に対し、未然に防ぐための万全の対策と、情報漏洩発生時の迅速な対応が必要とした。
セミナー冒頭、NSKソリューション本部顧問の小山文宏氏は「当社では旅行業発展のため、常に業界動向を注視し、情報発信を行っている。特に今回は経営の根幹を揺るがしかねないセキュリティの問題について紹介したい」と挨拶。
セミナーでは、まず情報漏洩の脅威として、外部(サイバー攻撃、標的型攻撃、ビジネスメール詐欺、ランサムウェア攻撃)と、内部(内部不正、従業員のミスや不注意、盗難)の2つがあると指摘。発生した場合の損害は大きく、年間平均2318万円(「法人組織におけるセキュリティ実態調査2017年版」トレンドマイクロ社発表)に達するという。また多様なコストや労力が発生、ブランドの失墜など、マイナスが大きいとし、対策の重要性を強調した。
NSK、システム担当者の業務をサポート
「情シス支援サービス」
※写真=(左)セミナーの様子(右)挨拶をするNSK小山氏