WING
統幕、海賊対処5月活動はP-3C飛行20回実施
飛行時間は約130時間に、水上部隊の直接護衛3回
統合幕僚監部は、ソマリア沖アデン湾海賊対処行動部隊の5月の活動状況をまとめた。P-3C哨戒機による活動は、20回の飛行を実施して、飛行時間が約130時間だった。期間中に確認した商船は約1700隻で、護衛艦や諸外国艦艇、民間商船への情報提供を約70回行った。事案への対処事例などはなかった。
そのため航空隊の活動累計は、飛行回数が累計2288回、飛行時間が約1万7230時間に達した。確認した商船の累計は約18万9900隻になり、情報提供回数が約1万4070回となった。
水上部隊の活動については、5月中に直接護衛を行った回数が3回で、護衛隻数が3隻。いずれも海外運航事業者による外国籍船だった。ゾーンディフェンスを行ったのは24日で、約20隻の商船を確認した。