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仏独の第6世代戦闘機構想にスペインが参画決定
パリショーで3国防大臣調印、マクロン仏大統領も出席
【仏パリ発=伊藤学】フランス、ドイツが開発を進める第6世代の将来戦闘機システム開発に、新たにスペインが参画することが決まった。6月17日(仏現地時間)、開催中のパリエアショーで調印を締結した。
6月17日にはフランスのフローラン・パルリ国防大臣、ドイツのウルズラ・フォン・デア・ライエン国防大臣、そしてスペインのマルガリタ・ロブレス国防大臣が、フランスのマクロン大統領出席の下で調印を結んだ。この調印の席において、3カ国共同の戦闘機システムのモックアップを披露し、会場に詰め掛けた航空・防衛産業界関係者の大きな注目を集めた。
今回の調印でエアバスの母体でもあるフランス、ドイツ、スペインの3カ国が第6世代の戦闘機システムの開発に乗り出すことになり、エアバスはこの第6世代の戦闘機システムの開発に従事する。ちなみにフランスからはダッソー・アビエーションが参画しており、同プログラムを主導する。
ダッソーとエアバス、仏独政府にデモンストレーター提案
※写真=仏独の将来戦闘機構想にスペインも参画。パリエアショーでモックアップが披露された
写真=ベールを脱いだ仏独、そして西の将来戦闘機構想のモックアップ