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自衛隊、山形県沖地震で情報収集も活動終了
大きな被害確認されず、災害派遣要請もなし
防衛省・自衛隊は、6月18日に発生した山形県沖地震に関する対応について、地震発生直後に航空機や初動対処部隊が情報収集を行ったものの、特段大きな被害が確認されず、各県からの災害派遣要請もなかったため、活動を終了した。
18日22時22分ごろ、山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、新潟県村上市で最大震度6強を観測した。活動した部隊は、陸上自衛隊の第6子団司令部(神町)、東北方面航空隊(霞目)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、第20普通科連隊(神町)、第21普通科連隊(秋田)、第2普通科連隊(高田)、第30普通科連隊(新発田)、第14普通科連隊(金沢)、東部方面航空隊(立川)、第6飛行隊(神町)、中部方面航空隊(八尾)、自衛隊山形地方協力本部、自衛隊新潟地方協力本部。
海上自衛隊で活動した部隊は、第2航空群、(八戸)、第4航空群(厚木)、第23航空隊(舞鶴)、第25航空隊(大湊)、新潟基地分遣隊(新潟)、舞鶴警備隊(舞鶴)、第44掃海隊「のとじま」。
航空自衛隊では、第3航空団(三沢)、第6航空団(小松)、秋田救難隊(秋田)、小松救難隊(小松)、第23警戒群(輪島)、第46警戒隊(佐渡)。特に第6航空団のF-15や第3航空団のF-2は、情報収集を行うため、基地を離陸した。