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2019.06.20

WING

JAL、8月発券分から燃油サーチャージを値上げ

長距離線は片道1万4000円に

 日本航空(JAL)が、8月から9月に発券する航空券に適用する燃油サーチャージを値上げすることを決めた。今回の燃油サーチャージの値上げ改定により、北米・欧州・オセアニア・中東といった長距離線の燃油サーチャージは片道1万4000円に、ハワイやインドネシアは片道8500円、東アジア(韓国を除く)が片道3500円、韓国は片道1000円となる。
 JALは燃油サーチャージを2カ月毎に直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づいて見直しており、今年4月から5月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり81.91米ドルだったとのこと。これに同じ期間における為替平均1米ドル110.77円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は9073円となったことから、8-9月発券分の燃油サーチャージを、同社の条件表における「ゾーンD」(同:9000円基準)とした。

 

〈8-9月発券分の燃油サーチャージ〉
▼韓国・極東ロシア=1000円
▼東アジア(韓国除く)=3500円
▼グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム・ロシア(イルクーツク)=4000円
▼タイ・シンガポール・マレーシア・ロシア(ノヴォシビルスク)=6500円
▼インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ=8500円
▼北米・欧州・中東・オセアニア=1万4000円