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UNMISS第11次司令部要員が陸幕長に出国報告
陸上幕僚監部では6月20日、国連PKOの一つである国連南スーダン派遣団(UNMISS:Unaited Nations Mission in the Republic of South Sudan)の第11次司令部要員として派遣される情報幕僚と施設幕僚の2名が、湯浅陸上幕僚長に対し出国報告を行った。なお、司令部要員2名はこの後、岩屋防衛大臣からの辞令公布を受け、翌21日には内閣府でPKO事務局で出発式を行い、29日に出国する予定とのこと。
今回派遣となるのは、情報幕僚の高橋忍1等陸尉(高はハシゴ)と施設幕僚の佐藤応百1等陸尉の2名で、派遣期間は約1年となっている。両名とも南スーダン派遣施設隊での活動歴があり、高橋1尉は撤収支援隊、佐藤1尉は第5次要員として派遣されており、南スーダンへの派遣は今回で2度目とのこと。また高橋1尉は派遣海賊対処行動支援隊の第2次要員としてジブチでの活動経験もある。
出国報告後の懇談では、湯浅陸幕長は、「前回は部隊での派遣だったが、今回は個人で活動する場合もある。細心の注意を払い任務に励んでほしい」として、任務に励むだけでなく危険回避等にも注意を払うよう求めた。
※写真=湯浅陸幕長に対し出国報告を行うUNMISS第11次司令部要員の2名(左:佐藤応百1等陸尉、右:高橋忍1等陸尉(高はハシゴ))
※写真=湯浅陸幕長は懇談で、細心の注意を払い任務に励むことを2名に望んだ