ウイングトラベル
成田−ホーチミン、羽田−ダナン線を新規就航
ベトジェットエア、日本の経団連にも新規加盟
ベトジェットエア(VJC)は7月12日から成田−ホーチミン線を、10月27日から羽田−ダナン線を新規就航すると発表した。両路線ともデイリーで運航する。観光・ビジネス両面で日本−ベトナム間の旅客需要が好調に推移していることを受け、新規路線の就航を決定した。羽田への就航はダナン線が初めて。新路線就航により、同社の日本路線は5路線に拡大することになる。
また、同社は日本経済団体連合会(経団連)の外国企業会員として加盟したこともあわせて発表した。7月1日に開催した就航発表セレモニーではG20サミットやベトナム投資フォーラム出席のために来日していたグエン・スアン・フックベトナム首相や日越友好議員連盟会長を務める二階俊博自民党幹事長、片山さつき地方創生担当大臣らが同席し、新路線の就航や経団連入会を歓迎した。
フックベトナム首相、二階自民党幹事長が式典に同席
観光・経済面での交流拡大へ新規就航を歓迎
東アジアへの国際線路線網拡大、独自サービスPR
JALとの関係強化、第三国輸送で連携を検討
セレモニーに出席したフック首相は「今回の日本2路線の就航を祝福したい。ベトジェットエアは数年前に設立されたばかりだが、安全性と高品質なサービスで急速に成長している。経済や観光両面で日本とベトナムの友好関係を一層高めていくためにベトジェットエアが貢献してくれることを期待している。また、経団連の一員となったことはベトジェットだけでなく、ベトナムのビジネス全体にとっても大きな布石になった」と述べ、今回の発表について歓迎の意を示した。
二階自民党幹事長は「今回の新規路線開設は日本、ベトナム両国の揺るぎない関係を証明するものだ。両国間の関係を発展させる上で観光は重要な役割を果たしているといえるが、ベトジェットがますますこの業界に多くの貢献していくことを願っている」とコメントした。
※写真=セレモニーであいさつするグエン・スアン・フック ベトナム首相
※写真=日越友好議員連盟会長としてあいさつした二階俊博自民党幹事長
※写真=セレモニーでは日本流の鏡割りが行われた
※写真=セレモニー後に記者会見を行うベトジェットエアのグエン・ティ・トゥイ・ビン副社長