ウイングトラベル
ベトナム航空、日本就航25周年で社長来日
チャーター、新機材、新路線で日本路線拡充
ベトナム航空は、今年11月1日に日本路線就航25周年を迎えるのを前に、都内ホテルで「日本−ベトナム国際線開設25周年記念レセプション」を開催した。イベントには、ベトナム社会主義共和国首相のグエン・スアン・フック氏、同社社長兼最高経営責任者(CEO)のズォン・チ・タイン氏をはじめ、政府・同社関係者が来日。日本側からも自由民主党幹事長で日越友好議員連盟会長を務める二階俊博衆議院議員らが出席した。メディア向けインタビューの中でタイン社長兼CEOは、日本路線について言及。「市場ニーズがあれば、いつでも増便したい」と述べ、チャーター便や新機材の導入、新路線の開設による日本路線の拡充に強い意欲を示した
「5つ星」目指し、サービス向上へ
三菱スペースジェットも選択肢のひとつ
ベトナム首相、二階氏賛辞、日越交流に貢献
JATA菊間副会長「100万人」早期実現に注力
イベントでは、ベトナム航空の日本路線就航25周年を受け、ベトナム社会主義共和国首相のグエン・スアン・フック氏が「日本とベトナム両国は、1973年の国交樹立以来、戦略的パートナーシップ関係にあり、現在日本は第一のODA協力国、第二の貿易相手、第三の観光交流国となっている。ベトナム航空は、25年前の関西−ホーチミン線開設以来、両国の関係、民間交流において素晴らしい貢献をしている」と挨拶。二階俊博衆議院議員は、「日本とベトナムとの関係は今、かつてない良好な関係となっている。二国間の交流人口は年間120万人を超えるまでになっており、ベトナム航空は日越友好の大きな原動力となっている」と強調した。
日本総支配人が交代、7月15日付
ランチレセプションでは、タイン社長兼CEOが同社日本支社日本地区総支配人の交代を発表した。7月15日付で、現在中国総支配人を務めるキエウ・アイン氏が就任、現日本地区総支配人のヴー・グェン・クォイ氏は、ベトナム本社のデジタル部門の責任者となる予定だ。アイン氏は、2004〜2010年に日本支社に在籍、副総支配人などを務めた。
※写真=両側に客室乗務員を挟んで左からチン・ホン・クアン ベトナム航空上級副社長、芝田浩二ANAホールディングス上席執行役員/ベトナム航空取締役、梅田邦夫 駐ベトナム社会主義共和国日本国特命全権大使、二階俊博 衆議院議員/自由民主党幹事長/日越友好議員連盟会長、グエン・スアン・フック ベトナム社会主義共和国首相、ズォン・チ・タイン ベトナム航空社長兼最高経営責任者(CEO)、ヴー・ホン・ナム ベトナム社会主義共和国駐日大使、レ・ホン・ハ ベトナム航空上級副社長
※写真=左からキエウ・アイン次期日本地区総支配人、ヴー・グェン・クォイ現日本地区総支配人、タイン社長兼CEO、菊間潤吾 日本旅行業協会(JATA)副会長