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2019.07.05

WING

防衛省、6月下旬からの大雨による災害派遣を終了

第8飛行隊のUH-1、UH-60が航空偵察等を実施

 防衛省は7月4日、6月下旬からの大雨に係る陸上自衛隊の災害派遣部隊の活動を終了したと発表した。これは、7月3日14:53時に鹿児島県知事から陸自第8師団長に対し、土砂災害および洪水災害の準備および対処に係る災害派遣要請があったことから行われたもの。
 主な派遣部隊は、陸自第12普通科連隊(国分)と第8飛行隊(高遊原)で、第12普通科連隊の隊員が土砂を除去しての道路啓開や、人命救助活動、給水活動を、鹿児島県南さつま市と鹿屋市輝北町で行った。また第8飛行隊のUH-1、UH-60が航空偵察や情報収集を実施している。
 そのほか約200名の隊員が警察、消防と連携して現地で河川の監視等の情報収集活動を実施。また九州地方の部隊を中心に約1万4000人が即応体制を維持した。