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2019.07.11

WING

陸自、オリエント・シールド19の大要を発表

西部方面隊が担任、共同で各種射撃等を演練

 陸上幕僚監部は7月9日、オリエント・シールド19の大要を発表した。今年は8月26日から9月23日までの約1ヵ月間、陸上自衛隊西部方面総監の本松敬史陸将と、在日米軍司令官のヴィエット X.ルオン少将を担任官として実施する。
 訓練実施部隊としては、陸自からは第4師団第16普通科連隊、第2高射特科団、西部方面特科部隊等が参加。米陸軍は第33歩兵旅団戦闘団第2-106騎兵大隊、第17砲兵旅団等が参加して、指揮機関訓練や共同射撃、共同対艦、共同対空戦闘射撃等を演練する。
 実施場所については、主に西部方面隊管内の駐屯地・演習場を使用する予定で、健軍駐屯地や大矢野原演習場等で調整している。また、今年開設したばかりの奄美駐屯地および瀬戸内分屯地でも訓練を行うほか、特科射撃等については環境のよい北海道の矢臼別演習場で訓練を行う予定とのこと。