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2019.07.11

ウイングトラベル

加ケベック州、日本市場での活動を本格化

今年は3万人見通し、トラベルコとタッグ

 カナダのケベック州より観光ミッションが来日、代表してケベック州政府観光大臣のカロリーヌ・プル氏と、ケベック州観光局社長兼CEOのマルタン・スーシー氏がメディアとのインタビューに答えた。カナダの東部に位置する同州だが、昨年6月に日本からの直行便(成田−モントリオール線/エア・カナダ)が就航し、日本からの訪問者が増加。プル観光大臣は「昨年の6月の就航以来、日本からの訪問者数は前年比で118%に推移した。今年は直行便就航以前の2017年比で20%増となる3万人を見込んでいる」と述べ、さらなる需要増に期待を見せた。ケベック州観光局では、今回のミッション来日を機に、日本市場での活動を本格化。まずは株式会社オープンドアが運営する旅行比較サイト「トラベルコ」(www.tour.ne.jp)と協力、同サイト上で季節ごと年4回にわたり同州の魅力を訴求する。
 プル観光大臣は、「日本との直行便は、国際マーケットからの観光客を増やしたい、というケベック州政府の目的に合致している」と強調。今年に入っても「1〜4月の累計でもかなり増えている」とのことで、日本マーケットへの期待を見せる。日本を含む全国際マーケットも好調に推移しており、「アメリカやフランスなどの主要マーケットに加え、日本や韓国、メキシコやブラジルなどの新興マーケットが伸びている」とのこと。大臣は「カナダの中でもユニークな文化や、食、雄大な風景やアドベンチャーを体験しに、ケベック州を選んで頂いている。ケベック州はただの観光目的地ではない。五感を楽しませることができる、非常に楽しい体験ができる場所だ」と強調した。

 

※写真=(左)左からプル観光大臣、スーシー観光局社長兼CEO(右)オープンドアとのMoUセレモニーの様子。中央左にオープンドア阿部氏、右にプル観光大臣、隣にスーシー観光局社長兼CEO。パートナー(エア・カナダ、モントリオール観光局、ケベックシティ観光局)と共に