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米海軍太平洋艦隊司令官、岩屋防衛大臣を表敬
日米が直面する地域課題等について意見交換
防衛省では7月11日、米海軍太平洋艦隊司令官のアクイリノ大将が、岩屋防衛大臣を表敬訪問した。当日は、7月10日に新たに在日米海軍司令官に就任したフォート少将と在日米軍司令官のシュナイダー中将、また山村海上幕僚長が同席し、日米が直面する地域の課題、自衛隊と米海軍の協力等について意見交換を行ったとのこと。
大臣室でアクイリノ大将らを出迎えた岩屋大臣は、多くの報道陣のカメラに囲まれたことから、アクイリノ大将らに「ムービースターの様だ」と冗談を飛ばす等、極めて親密な関係であることを示した。
懇談では、岩屋大臣は冒頭「アクイリノ提督の防衛省訪問を心から歓迎する」と述べ、1月の訪問に続き再開できたことをうれしく思うと語った。またフォート少将の在日米海軍司令官への就任を祝い、シュナイダー中将にも6月の在日米軍司令部を訪問した際の対応に対し改めて礼を述べた。その上で、「言うまでもないことだが、日米関係は極めて強固な体制にあると思う」と述べ、「新
大綱・中期防は、米国の戦略と正に軌を一にしたもの。いよいよ、日米同盟を一層充実・強化していかなければならないという局面にあると考える」として、日米同盟の更なる深化について考えを明らかにした。
※写真=米海軍太平洋艦隊司令官のアクイリノ大将(写真右)が、岩屋防衛大臣を表敬訪問した(写真左は新在日米海軍司令官のフォート少将)
※写真=懇談は極めて親密に行われた
※写真=懇談時の米軍3司令官(左からアクイリノ米海軍太平洋艦隊司令官、シュナイダー在日米軍司令官、フォート在日米海軍司令官)
※写真=アクイリノ大将は、山村海幕長(写真手前)とともに自由で開かれたインド太平洋に向けて取り組みを行いたいとした