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ANA、成田-チェンナイ線に10月27日就航
南インドに路線網拡大、インド就航3番目の都市に
全日空(ANA)は7月18日、予てより路線開設を表明していた成田-チェンナイ線の就航日を、10月27日に決定したことを発表した。週3往復便(日・水・金曜日)で運航し、169席仕様の787-8型機(ビジネス:46席、プレミアムエコノミー:21席、エコノミー:102席)を投入する。
インドのチェンナイはベンガル湾に面する南インドの都市で、その人口は460万人。ANAにとって初めての南インド路線だ。ANAはこれまでデリー、ムンバイ線を運航してきており、チェンナイがインド線3番目の路線となる。
そのチェンナイは自動車産業やを中心とした製造業やIT産業が盛んで、インド国内のなかでも経済成長が著しく、各国の在外公館や企業の支店が設置されている。日系企業も多数進出していることから、ANAとしてはそうした進出企業などによるビジネス渡航に期待を寄せている。
一方で、かつてマドラスと呼ばれたチェンナイ市内にはヒンドゥー教の寺院や英国統治時代の建築物、世界遺産に登録されている遺跡群などの観光資源が豊富なことから、観光需要も見込まれそうだ。
※写真=ANAはインドのチェンナイに10月末に就航する。初の南インド路線だ