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ボルトン補佐官が岩屋防相・河野外相を訪問
ホルムズ海峡の有志連合協力要請か
岩屋毅防衛大臣、河野太郎外務大臣は7月22日、日本訪問中のジョン・ボルトン米大統領補佐官の訪問を受けて会談を行った。この会談では、ホルムズ海峡を航行する船舶の安全を確保するため、米側が提案している有志連合について話し合ったとされて、日本側へ協力を求めたと見られる。
ボルトン補佐官は、河野外務大臣との会談で、地域や国際社会の様々な課題について、引き続き日米で緊密に連携したいと述べた。また、会談の中で北朝鮮情勢などについても話し合ったとして、最近の北朝鮮情勢を踏まえながら、拉致や核・ミサイルの問題解決に向けて、引き続き緊密に連携していくことを確認した。
日本側は、ホルムズ海峡で活動する有志連合への参加について、慎重な姿勢を示してきた。日本企業運航のタンカーが攻撃を受けた後、米側が有志連合の検討を明らかにしたが、岩屋防衛大臣はこれまでホルムズ海峡への自衛隊派遣について「今のところ考えていない」と否定している。今後協議を重ねていく中で、どのように対応していくかが注目される。
※写真=河野外相と握手するボルトン補佐官(提供:外務省)