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2019.07.23

WING

航空局、飛行方式設計者初期訓練の参加者募集

民間企業へ解放、飛行方式設計業務の機会創出へ

 航空局は、飛行方式設計の知識や技術習得のため「飛行方式設計者初期訓練」について、このほど聴講希望者の募集を開始した。この訓練は、今後飛行方式設計に携わる予定の企業を対象としたもの。福岡県の航空交通管理センターで、8月28日から9月20日、11月19日から12月6日の前後編に分けて実施する。申込みについては、8月1日までに窓口へ電子メールで受付を行う。
 航空局では、ICAO PANS-OPSに準拠した飛行方式設定基準に基づいた飛行方式設計者初期訓練を行う。同訓練によって、飛行方式設計に係る基本的な知識及び技術の習得を行って、飛行方式設計に携わる企業の創出を図るとしている。同訓練は、前半(フェーズ1)で、飛行方式設計の一般基準、既存航法における進入方式・出発方式について訓練し、後半(フェーズ2)ではRNAV航法を用いた進入方式・出発方式の訓練を行う。講義と実際に方式の描画、検証を行う演習形式によて訓練を進めていく。