ANA6月実績、国際線旅客数0.8％増加の84万人超

利用率0.9ポ増77.9％、国内線利用率も0.9ポ増

　全日空（ANA）がまとめた6月の旅客輸送実績によると、国際線の旅客数は前年同月比0.8％増加した84万8071人で、利用率は0.9ポイント増えた77.9％だった。一方、国内線の旅客数は0.8％減少した319万7554人で、利用率は0.9ポイント増加した67.3％だった。
　国際線を座席キロベースでみると、3.3％上昇した56億8670万6千座席キロと座席供給量が増加したことに対して、旅客需要を表す旅客キロも4.5％伸びた44億3107万6千人キロと堅調に伸ばす。
　国際線を方面別でみると、旅客数ベースで北米・ホノルル方面が6.7％増加した20万7503人、欧州方面は11.4％増加した7万8280人と好調だが、アジア・オセアニア方面は2.5％減少した56万2288人と縮小している。
　一方、国内線は座席キロは1.1％増の44億1467万6千座席キロ、旅客キロが0.1％減少した29億3227万1千人キロだった。