「青森ねぶた祭」に台湾のランタンが初参加

青森−台北線就航でパスポート取得応援企画も

　「青森ねぶた祭」に台湾のランタンが初参加する。青森ねぶた祭は、本日8月2日から7日まで開催されるが、ランタンは前ねぶたとして8月2日と3日の両日登場する。今年は台湾と東北を結ぶ路線網が拡充されており、台湾観光局・台湾観光協会では東北エリアでのプロモーションを強化。青森では、エバー航空の青森−台北線が7月17日に就航したことから、青森ねぶた祭にランタンを出展するほか、青森空港国際化促進協議会とともにパスポート取得応援キャンペーンを実施し、台湾への旅行需要促進につなげたい考えだ。
　「青森ねぶた祭」に参加するランタンは、日本でもお馴染みの「西遊記」に登場する猪八戒が、天の川で「天蓬元帥」という官職を務めていた頃の姿をモチーフとしたもの。猪八戒は台湾で豬哥神として崇拝されているほか、今年は台湾では富と幸運を招く豚年（亥年）に当たることから、定期便就航を祝福し、双方向のさらなる友好と繁栄を願ってランタンの初参加を決めた。
　台湾で旧正月シーズンに毎年開催される「台湾ランタンフェスティバル」は、2020年は2月8日〜23日に台中市で開かれる計画だ。

※写真＝「青森ねぶた祭」に前ねぶたとして8月2日、3日に初登場する台湾のランタン