陸海自衛隊がパプアニューギニア国防軍と防衛交流実施

　陸上幕僚監部および海上幕僚監部は8月5日、パプアニューギニア国防軍と親善行事・防衛交流を8月3日から5日までの間、実施したと発表した。
　陸上自衛隊からは、オーストラリアでの米軍との実動演習「タリスマン・セイバー19」に参加していた、水陸機動団と第1ヘリコプター団の隊員が、海上自衛隊からは護衛艦「いせ」、輸送艦「くにさき」が参加しており、パプアニューギニア国防軍との相互理解の増進と信頼関係の強化を図った。
　親善行事・防衛交流では、ともにリメンバランスパークで慰霊碑に献花を行ったほか、パプアニューギニア国防軍司令官に対し、「タリスマン・セイバー19」で使用したAAV7や重迫撃砲等の装備品展示、艦上レセプションを実施したとのこと。
　また、今回の親善行事・防衛交流では、陸自中央音楽隊が能力構築支援により創設に寄与したパプアニューギニア軍楽隊が、入港時や慰霊碑献花等の際に吹奏している。

※写真＝陸海自衛隊はパプアニューギニア国防軍と親善行事・防衛交流を実施した（提供:海上幕僚監部）

※写真＝装備品展示のほか、中央音楽隊が創設に寄与したパプアニューギニア軍楽隊が吹奏する等交流を深めた（提供:陸上幕僚監部）