阪急交通社「ボランティアの旅に出かけよう」

高野山、南阿蘇鉄道、富士山で美化や復興支援

　阪急交通社は、ツアー訪問地の環境保全や復興活動、美化などを目的とした「ボランティアの旅に出かけよう」日帰りバスツアーを発売した。同社では2008年より、従業員がボランティア活動を行ってきたが、ボランティア活動に対する意識が高まり顧客からも参加要望が寄せられたことから、昨年よりツアーとして一般募集を開始し、今年で2年目を迎える。
　コースは、大阪、博多、新宿発の3コースを用意。ボランティア活動は60〜90分の作業となり、活動後には観光や温泉入浴など楽しい旅の要素も盛り込んで、労をねぎらい疲れを癒す内容となっている。
　大阪発のコースでは、高野山の参詣道女人道で道普請作業を行うほか、高野山のガイドと奥の院めぐりを行う。9月16日の日帰りツアーで、旅行代金は大人3980円、小学生2000円（小学生以上が参加可能）。募集人員は40名。

※写真＝南阿蘇鉄道での過去の復興ボランティア活動の様子