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ANA、10月発券分の燃油サーチャージ値下げ
欧米線など長距離線は1万500円に
全日空(ANA)グループは8月19日、10月1日以降発券分の燃油サーチャージを引き下げることを発表した。例としては、日本-北米(ハワイ除く)、欧州、中東、オセアニア線といった長距離線の燃油サーチャージは、現行に比べて3500円下がる片道1万500円となる。
ANAグループは燃油サーチャージを2ヵ月毎に見直ししている。直近二ヵ月のシンガポールケロシン燃油市況価格平均は1バレル当たり76.58米ドルで、為替レートが1ドル108.14円だった。この結果、シンガポールケロシンの円貨換算額は8282円となり、同社の燃油サーチャージ条件表に照らし合わせた結果、現行基準に比べて1段階値下げすることになった。