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2019.08.20

ウイングトラベル

ANA夏休み、国際旅客数横ばい、利用率87.8%

ハワイA380導入で供給55%増、利用率95.1%

 全日空(ANA)が8月19日に発表した夏休み期間(8月9日〜18日:10日間)の国際線実績は、提供座席数が前年同期比0.5%増の36万9099席、旅客数は前年並みの32万4077人、利用率は0.5ポイント低下した87.8%だった。台風の影響はあったものの、国際線は日本発の観光需要が好調に推移して、旅客数は前年並みの水準。方面別ではハワイや北米線が好調だった。国内線は帰省やプレジャー需要を取り込むことに成功し、好調な利用率に。なかでも北海道方面、東北・北陸方面が好調に推移した。
 A380を投入して座席供給量を54.9%拡大したハワイ線は、旅客数が55%増加して好調。その利用率は95.1%と高い利用率を記録した。
 また、北米線は座席供給量を0.1%増と微増に抑えたものの、旅客数が3.2%増加しており、利用率89.6%を記録するなど好調に推移した。