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JAL、10・11月発券分燃油サーチャージは値下げ
日本航空(JAL)は8月20日、10月1日から11月発券分から適用する燃油サーチャージの適用額改定を国土交通省に申請した。それによると10月以降、9月発券分までと比べると、燃油サーチャージ額が値下がりする。例えば、北米・欧州・中東・オセアニアといった長距離線は1万500円(9月末発券分まで:1万4000円)に、韓国・極東ロシアは500円(同:1000円)となる。
JALは燃油サーチャージを2カ月毎に、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直している。同社によれば、2019年6月から2019年7月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり76.58米ドル。これに同期間の為替平均1米ドル108.14円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は8282円となり、2019年10月から11月に発券される航空券に適用される燃油サーチャージは、条件表の「Zone C」(8000円基準)の金額に改定することにした。