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2019.08.29

WING

JAXA、リコーと小型全天球カメラ共同開発

9月11日打ち上げ、「きぼう」船外で初めて撮影へ
 
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月28日、リコーと宇宙空間で使用することが可能な小型全天球カメラを共同開発したことを発表した。来る9月11日に打ち上げる宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号に搭載して、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験「きぼう」の船外で、初めて撮影する予定だ。
 共同開発したカメラは、小型衛星光通信実験装置「SOLISS」の2軸ジンバル部の動作確認のためのモニタカメラとして採用されたもの。「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームから、360°の全天球静止画・動画を撮影し、地上に送信する予定だ。

 

※写真=SOLISSの外観(提供:JAXA)

※写真=開発したカメラの外観(提供:JAXA)