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航空局定員要求、新規3組織、190名を要求
成田・羽田機能強化に首都圏空港課へ係長など
航空局の2020年度定員要求は、組織として新規に3つの組織と、振替の18組織を求めた。定員は190名を新規に要求するとともに、再配置に51名、振替に58名を要求。航空ネットワークの充実、セキュリティ・セイフティのさらなる向上、航空イノベーションの推進、といった3本柱の実施体制強化を図る考えだ。
航空ネットワークを充実するため、首都圏空港の発着容量拡大に向けて、航空局航空ネットワーク部首都圏空港課では、成田国際空港企画室機能強化係長の配置を求めるとともに、東京国際空港企画室に企画係長および調整係長などを求める。新規に4名を要求して、発着容量を増やす首都圏空港の体制強化を図る。
自然災害対応の体制強化のため、組織として航空局に「大臣官房技術審議官」の設置を求める。定員では新規9名として、航空局航空ネットワーク部に空港技術課課長補佐、専門官、自然災害係長を置いて、さらに東京・大阪航空局のそれぞれの空港部に、土木建築課災害対策係長、機械課専門官を配置したい考え。
空港地上支援業務を強化するための定員要求は、新規で4名とした。これは航空局航空ネットワーク部航空ネットワーク企画課に専門官、特定技能企画係長、特定技能監督係長、地上支援係長を新たに要求するものとなっている。
神戸空港の運用時間拡大に対応するためとして、新規に6名の配置を要求する。これは、神戸出張所に主幹航空管制官、航空管制官、航空管制運航情報官、主幹航空管制技術官、航空管制技術官を求めるものとなっている。
アルコール監督体制、新規7名要求など
無人機など体制強化、空域再編で管制官48名要求