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那覇空港周辺の混雑緩和で官民5者が試行実験
公共交通機関とカーシェアを組み合わせ渋滞緩和促進
タイムズ24、日本航空(JAL)、沖縄県、那覇市、内閣府沖縄総合事務局の官民5者は9月2日、同日より那覇空港周辺の渋滞緩和の試行実験を開始すると発表した。
県民のマイカー利用が多い上に、年々観光客が増加している沖縄県では、慢性的な交通渋滞が問題となっている。今回の試行実験は、沖縄県が策定した交通渋滞改善に向けた施策「TDM(交通需要マネジメント)施策推進アクションプログラム」の一つとして、官民5者が連携して那覇空港周辺の渋滞緩和を目的に、空港から離れた位置に点在しているカーシェアリングの利用促進を図る。
具体的には、「那覇市走ってマイルキャンペーン」を実施する。これはタイムズ24とJALが、那覇空港着のJAL便に搭乗して那覇市内配備のカーシェアリングサービス「タイムズカーシェア」の車両を利用者に対し、カーシェアにおける走行距離に応じ、1キロにつき1マイル、最大600マイルのJALマイルをプレゼントする。また、指定期間内に「走ってマイルキャンペーン」のサービスページからJALマイレージクラブ番号を登録すると、登録者の中から抽選で30名に、羽田-那覇線の普通席特典航空券(往復)相当分のJALマイル(1万5000マイル)をプレゼントするとのことだ。