記事検索はこちらで→
2019.09.04

WING

エルアル、成田-テルアビブ定期便の販売開始

20年3月12日就航、787ドリームライナーで

 エルアル イスラエル航空は2020年3月12日より、成田-テルアビブ線の直行便に週3便で初就航することに伴い、8月30日から定期便の販売を開始した。日本とイスラエルを結ぶ直行便の就航は今回が初めてで、787ドリームライナーで運航する。
 エルアル航空は成田-テルアビブ線を冬期スケジュール期間中の3月12日から就航する計画で、タリフなど日本で販売するための準備を急いでいた。今回、そうした準備が整い、定期便の販売を開始した。なお、今年9月と12月には成田からのチャーター便も運航。去る8月31日には「世界ふしぎ発見!森山未來が探る 神秘の国イスラエルの謎」が日本旅行業協会(JATA)の協力で放送されるなど、日本でもイスラエルへの関心が高まっている。
 成田-テルアビブ直行便の就航に際し、エルアルの営業および渉外担当副社長のマイケル・ストラスバーガー氏は、「日本とイスラエルをノンストップで結ぶ便の販売が開始できることを大変嬉しく思う。この新ルートにより、より多くの日本人がイスラエルの奥深い歴史と文化、美しい国土に触れられる機会を得て、観光の発展に寄与できると考えている」とコメント。また、就航する2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されることから、「両国間の行き来が増えて政治的、経済的な結びつきがより強くなることを期待している」とコメントしている。