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2019.09.05

WING

レイセオン、米陸軍極超音速滑空体事業に参画

飛行制御、作動サブシステムをダイネティクスに供給

 レイセオンは9月3日、米陸軍の新たな共通極超音速滑空体事業において、飛行制御を行う制御、作動、出力制御サブシステムを製造、納入することを明らかにした。これはダイネティクス社が主契約者として米陸軍から受注した契約への下請け事業で、同滑空体の飛行性能を向上させる仕事となる。
 米陸軍は、マッハ5を超す地上・海上・空中発射式の極超音速兵器を実現するため、海軍、空軍と共同チームを構成し、主導しているところ。この極超音速兵器は、現存兵器に対して、より遠方からの射程とより速い攻撃を可能とするものになると予想される。
 レイセオンはまた、ダイネティクスとの契約の下で、新滑空体の組立と試験を支援することになる。