空自C-2が4日にも油吸着マット空輸

9万枚を山梨県工場から同日中に大町町に

　航空自衛隊は9月4日、C-2輸送機1機により佐賀県大町町の工場から流出した油の回収に使用する油吸着マット9万枚を入間基地より、九州まで空輸した。山梨県の工場で製造されているものを陸自トラックで入間基地に輸送し、北部九州の空港に到着後、陸自トラックで大町町に同日中に届けている。
　また、9月5日には広島県と愛媛県の工場から7万枚の吸着マットが、陸自トラックにより大町町に輸送された。これにより吸着マットは合計約26万枚が総理府により調達、投入されたことになる。