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岩屋防相の沖縄訪問、県知事ら意見交換
辺野古埋め立て「丁寧に進められている」
岩屋毅防衛大臣は9月4・5日に沖縄県を訪問して、玉城デニー沖縄県知事、名護市の渡具知武豊市長のほか久辺三区長と面談。基地負担軽減や、普天間飛行場の辺野古移設にについて説明するとともに、地元の意見・要望を聞いた。これを踏まえ、岩屋大臣は6日の会見で、一日も早い普天間飛行場の全面返還の実現と、沖縄の基地負担軽減について、「引き続き全力を尽くし、一つひとつ成果を出していきたい」と述べている。
またキャンプ・シュワブの訪問では、昨年12月から埋立てを開始した、南側海域の埋立工事を視察。「丁寧に進められていることを確認することができた」と、工事が自然環境や安全性にも配慮した上で進められていることを確認した。
その後の普天間飛行場の視察では、ステーシー・クラーディ四軍調整官と面会して、先日海上で発生したCH-53Eヘリコプターの窓落下事案について、発生時の速やかな通報、安全管理の徹底、再発防止策の徹底について申入れを行った。クラーディ四軍調整官からは、航空機運用の安全確保は最優先事項であり、再発防止など努めていく旨説明があったと述べている。