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2019.09.11

WING

エアバス、1000機目のスーパーピューマを納入

独連邦警察に4機目のH215ヘリコプター引渡し

 エアバス・ヘリコプターズは9月6日、1000機目となるスーパーピューマ・ヘリコプターH215を、仏マリニャンヌの工場でドイツ連邦警察に引き渡した。これはドイツ沿岸の海洋危機管理組織であるドイツ危機管理コマンド(HavarieCommando)を支援するため、ドイツ連邦警察が発注し、2018年12月から納入が始まったH215の4機目となる。
 ドイツ連邦警察の保有するスーパーピューマはこれで合計23機となり、うち19機はAS332L1である。警察ヘリ部隊としてはスーパーピューマの最大勢力となった。
 今日、エアバス・ヘリコプターズが製造しているスーパーピューマは世界各地域の59ヵ国、100近い顧客により運航されている。民間市場ではスーパーピューマ・ファミリーはH215とH225の2機種で構成され、法執行、空中作業、捜索救難、オフショア輸送、政府関係ミッションなどに使用されている。多用性と厳しい環境条件での運用可能性を活かして、軍用セクターではエアバス・ヘリコプターズはH215MおよびH225Mを、捜索救難、兵員輸送、特殊部隊、多用途任務その他のために提案している。

 

※写真=1000機目納入を祝う人文字(提供:エアバス)

※写真=H215を組み立てているマリニャンヌ工場の前にある1000機目のドイツ警察向けH215(提供:エアバス)