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2019.09.11

ウイングトラベル

ジェットスター・ジャパン、国際線にA321LR

東南アジアンリゾート展開は4号機以降か

 ジェットスター・ジャパンは9月10日の会見で、来年中期に導入するA321LR型機を国内基幹路線と国際線の高需要路線に投入するとともに、その後は東南アジアリゾート路線などに就航させる考えを明らかにした。最初の3機は国内基幹路線、国際線高需要路線の機材に入れ替えるが、「ある程度機材が揃って余裕が出てきた段階で、新規の中距離国際線に進出する」方針を示した。その進出時期については、「具体的には申し上げられる段階にはない」と明言を避けた。
 とりわけ注目されるポイントが、A321LRの航続距離の長さという利点を活かした新たなネットワーク展開だ。同社は東南アジアのリゾート路線への展開を計画しているが、前述したように最初の3機については、国内基幹路線および国際線の高需要路線の機材を入れ替えることで、旺盛な需要の取り込みを強化することが狙いだ。
 片岡社長は「(A321LRは)最初の3機から4号機、5号機と拡大していくことになるだろう」との認識を示した上で、「ある程度機材が揃って余裕が出てきた段階で、新規の中距離国際線に進出する」ことを明らかにした。その進出時期については、「具体的には申し上げられる段階にはない」と明言を避けた。

 

 中距離国際線進出で機内Wi-Fi導入検討も
 新薄型シートでUSBポートなども視野

※写真=ジェットスター・ジャパンはA321LRを来年半ばから導入を開始する。現在のA320ceoフリートは今後「neo」へと世代交代する。写真はジェットスター・ジャパンのA320ceo