ウイングトラベル
香港の現状「平常時同様に観光が可能」
ツアーオペレーター協議会が定例会で意見交換
香港ツアーオペレーター協議会(HKTC)は9月19日に定例会を行い、香港の現状に関する意見交換を行った。同協議会の佐藤政博会長(東洋トラベル取締役)は同日朝まで出張で香港を訪れており、現状について「主要観光地や繁華街など平常時と何ら変わっていることはなかった」と話した。さらに「中国本土からの訪問客が少なく、以前より歩きやすい」とし、現在は観光やショッピングなどゆっくり楽しむことができるのではないかという考えを示した。また、香港政府観光局(HKTB)からは、10月の国慶節の花火大会は中止になったものの、それ以外の観光関連のイベントについては計画に変更はないと説明した。
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香港の観光関連イベント、予定通り実施へ
香港の現状については他の定例会参加者からも「以前となんら変わることがない状況。夜に学生が集会を行っているようだが、ほとんど声が聞こえてこない」といった声やホテルに関しても「稼働率が落ち込んでいる施設もある一方で、比較的値ごろ感のある宿泊施設では、通常通りの稼働率となっている。あとは、今回のデモが終息するタイミングが見えづらい」といった声が寄せられた。
※写真=香港の街並み、通常時と変わらず観光が可能だという