「こうのとり8号」H-IIBロケットで打上げに成功

29日未明にISSにドッキングの予定

　三菱重工は9月25日午前1時5分5秒（日本標準時）、種子島宇宙センターより宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機（HTV8）を搭載したH-IIBロケット8号機を打上げ、ロケットは計画どおり飛行し、打上げ後15分2秒後に「こうのとり」8号機を正常に分離したことを確認した、と発表した。H-IIBロケットは8回連続打上成功となる。追跡管制、分離後の運用を担当する宇宙航空研究開発機構（JAXA）によると、分離後の通信、姿勢が正常であることことを確認、順調な飛行を続けているという。今後、28日に国際宇宙ステーション（ISS）に到着の予定で、28日２０時15分（日本標準時）ころ、ロボットアームで掴まれる（把持）たのち、ISSへのドッキング完了は29日未明の予定。

発射台火災で当初計画が延期
ソユーズとH-IIB第2段の接近予測で更に1日延期

※写真＝H-IIBロケット8号機の打上げ（提供：三菱重工/JAXA）