成田活用協、ハラール対応のプロジェクト開始

食の制限へ対応する環境整備へ

　成田空港活用協議会は9月27日、地域全体でハラールやベジタリアンに対応するため『訪日客等への「おもてなし」食プロジェクト』を開始する。ハラールなどの制限に対応した食について、知識を深めるとともに環境整備を行って、訪日旅客などが安心して県産品を使用した食事を楽しめるようにする。まずは千葉市内のホテルでフォーラムを開催。ハラール・ビーガン料理の試食および懇談会を実施するとともに、参加事業者の交流も図る。
　同プロジェクトは、協議会会員からの共同提案事業として取り組むもの。県内食品事業者を支援する千葉県、ムスリムインバウンドの実績を持つ千葉市、ベジミールのコンサルティング企業である「みんなのごはん」の3者がそれぞれの知見や事業者ネットワークを活かして、食のダイバーシティの先進地域を目指す。